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Windows Server 2012/2012 R2の延長セキュリティ更新プログラム(ESU)は、2026年10月13日をもって完全に終了します。延長は行われないため、これ以降はパッチが提供されない状態でサーバーを稼働させ続けることになります。さらに、Windows Server 2016についても2027年1月12日に延長サポートが終了する予定で、多くの企業が対応の検討を迫られています。
特に基幹業務で長年使われてきたサーバーほど、バージョンアップやリプレースが後回しにされがちで、気づかないうちにサポート終了間近のOSを使い続けているケースも少なくありません。本ページでは、Windows Server 2012/2016のサポート終了スケジュールと残るリスクを整理したうえで、AWSへ移行する場合の方式とスケジュールの目安をご紹介します。
Windows Server 2012は2023年10月に延長サポートが終了し、以降はESU(拡張セキュリティ更新プログラム)を購入した企業のみ、2026年10月13日までの3年間パッチ提供を受けられる状態でした。このESUに4年目は用意されておらず、2026年10月13日をもって完全に終了します。一方、Windows Server 2016は2027年1月12日に延長サポートが終了し、原則としてセキュリティ更新プログラムの提供が停止します。
サポートが終了したOSを稼働させ続けると、以下のようなリスクが積み重なっていきます。
Windows Server 2012/2016からのAWS移行には、主に3つの方式があります。
現行のサーバー構成をほぼそのままAWS上のEC2へ移す方式です。3方式の中では最も期間が短く、費用も抑えやすいのが特徴で、まずはサポート切れの状態から脱することを優先したい場合に選ばれます。移行後にOS自体は新しいバージョンへ更新できるため、期限が迫っている場合の現実的な選択肢になりやすい方式です。
AWS Application Migration Service(MGN)などのツールでブロックレベルで現行サーバーを複製し、AWS上に再現する方式です。台数が多い場合や、既存の構成を正確に引き継ぎたい場合に適しています。
新しいOS環境を作り直し、マネージドサービスへの置き換えも合わせて行う方式です。3方式の中では最も工数が大きくなりますが、中長期的なTCOでは有利になりやすいとされています。なお、アプリケーション自体が古いOSに強く依存しており、そのままでは新しいOS上で動かせないケースについては、AWSが提供する「サポート終了移行プログラム(EMP)」のように、アプリケーションをパッケージ化して新しい環境に移す専用の支援プログラムを利用できる場合もあります。
中規模な移行を想定した場合、一般的には現状把握・棚卸しに1~2ヶ月、要件定義・方式選定に1~2ヶ月、設計・構築に2~4ヶ月、移行・テストに1~3ヶ月、切り替え・安定化に1ヶ月以上と、合計で半年から1年程度を要するとされています。
Windows Server 2016(サポート終了2027年1月)であれば、今のタイミングから着手すれば計画的な移行が十分可能な期間です。一方、Windows Server 2012(R2)はESU終了まで残りわずかなため、期限までにフル移行が完了しない場合は、ネットワークを分離し外部との通信を遮断するなど、一時的な隔離措置を取りながら移行を進める判断も必要になります。
サポート終了への対応は、現状のサーバー資産の棚卸しから移行方式の選定、AWS環境の構築、切り替え後の運用まで、短期間に多くの判断が求められる取り組みです。情報システム部門だけで期限までに完了させようとすると、優先順位づけを誤り、対応が後手に回るリスクがあります。特に対象サーバーが多岐にわたる場合、通信環境の設計まで含めて一貫して見てもらえるパートナーの存在が心強い後ろ盾になります。
TOKAIコミュニケーションズは、AWS プレミアティアサービスパートナーであり、国内唯一のAWSネットワークコンピテンシー認定を取得している通信事業者です。500以上のAWS認定資格を持つエンジニアが、サーバー資産の棚卸しから移行方式の選定、AWS環境の構築、そして24時間365日の運用保守までをワンストップで支援しており、これまでに600以上のAWSソリューション導入実績があります。期限までの残り時間が限られている場合でも、優先順位を整理しながら対応を進めたい場合は、こうした伴走型のパートナーに相談するのも一つの方法です。
Windows Server 2012のESU終了まで、そしてWindows Server 2016のサポート終了まで、残された時間は限られています。まずは自社にどのバージョンのWindows Serverがどれだけ残っているかを棚卸しし、影響範囲の大きいシステムから優先順位をつけて対応を進めることをおすすめします。棚卸しの結果、想定より対象サーバーが多いことが分かるケースも珍しくないため、早めの着手が肝心です。
TOKAIコミュニケーションズは、AWS導入から設計・移行・運用までをワンストップで支援するクラウドの専門家。AWSプレミアティアサービスパートナーとして豊富な実績を誇り、 600社以上(2025年9月時点)の導入実績と高い技術力に裏打ちされたサポート体制で、クラウドに不安を抱える企業の心強いパートナーです。